むかしむかし、ある所に猿に似たウサギと亀のカメチルがいました。
猿ウサギはいつも足が遅いカメチルをバカにして笑っていました。
「もしもしカメよ、カメチルよ、お前ほど足の遅いノロマはいないぜ?
どうしてそんなに足が遅いのだ?」
それを聞いたカメチルは猿ウサギに言い返しました
「何を言う~!ドゥーン!猿ウサギさんよりボクのほうが足は早いですよ」
「ぎゃははは!そんなことは無い。ボクのほうが100倍早いに決まっている」
「じゃぁ、チャレンジクエストでどちらが先にクリアできるか競争しよう」
こうして二匹はチャレンジで競争することにしたのです。
同時にスタートしたはずの二匹ですが、とうぜん猿ウサギのほうが
足が早く、“あっ”という間にカメチルとの差を引き離してしまいました。
ゴール付近の最終インターまできた猿ウサギは
「なんだ?カメチルの奴全然姿が見えないじゃないか
これだけ離れていれば、少し休んでも大丈夫だろう」
そう思い、猿ウサギはお昼寝することにしました
どれくらいお昼寝したのでしょうか?猿ウサギは目を覚ましました。
「わぁゃ!!ねすぎた!VRがなくなって失格になってるぞ!
くそー、カメチルはどうなったんだー?」
猿ウザギがカメチルを探していると……
「あっ!あんなところに!」
なんとカメチルはスタート付近で時間切れになっていたのです。
おわりw
教訓 『チャレは急げ!』
パクリ元、イソップ童話『ウサギとカメ』